2013年7月29日月曜日

フラワーエッセンスの効能について☆その1



私がフラワーエッセンスと出会ったのは2006年。最初はよく分からず、でも何かいい感じがすると思ったことからスタートし、連続セミナーに参加しながら理論や使い方を学び、新月や満月、春分、夏至といった節句のときに選んで継続してきました。
「病は気から」という言葉もあるように、この「気」に着目し、心の問題を解決することで病を治すまたは病気にならないようにと作られたのがフラワーエッセンスです。

ですから作用するのは気持ちの部分。ネガティブな領域や表面意識(自我)と潜在意識の境界線に光をあてて自覚を促し、癒しの過程をサポートしていきます。

シャドーがかかった精神状態が回復するために大切なのは、問題の原因を知ること。
「私はあのとき悲しかったんだ」「こわかったんだ」「さみしかったんだ」といった理由が分かると、過去の出来事は変えられなくても、人の心は不思議と落ち着きを取り戻し、少しずつ霧が晴れていきます。
「自分の心を客観的に理解する」。これが最初のステップにです。

外側にある問題はあくまで現象なので、なぜ辛いと思うのかという「ダメージに対する心の感じ方」をフラワーエッセンスが教えてくれ、「では、どうケアしたらいいのか」という次の段階へ進むことができます。

1本の服用期間は、だいたい3週間から1ヶ月位。
服用期間中に状態が変化することもあれば、飲み切った後に実感したり、1つ前、2つ前に使ったエッセンスの意味が、3本目のエッセンスの作用によって"どーんと腑に落ちる"ということがあったり。その人の回復のペースに合わせて、絶妙な気付きのタイミングが訪れます。
私の場合、以前はほとんど夢はみなかったのですが、服用するようになってからは、メッセージ性のある夢を視ることが多くなりました。

先日の七歩子さんのセミナーでは、「女性は感受性が強いので比較的すんなり作用するのですが、男性は時間がかかります。でもある時期がくるとガラッと大きな変化があるので、男性ももっと活用してほしいんですけどね」とお話されていました。

女性はお化粧したり昔話や神話で化身となって登場したり、化けること(笑)に抵抗が少なく、男性は考えを曲げたくないという思考が強いからかもしれません。
こまめに変容していくのが女性で、大胆な変化を遂げるのが男性なのでしょう。

女性であっても、なぜこのエッセンスが必要なのだろう??とすぐにはピンとこなかったり、効いているのかわからない・・・、というケースもあります。
意識を超えた深い領域、表面意識ですっかり閉じてしまっている部分、あるいは過去世に関わる問題に作用しているときなどは、自覚が難しいです。
それでも前述したように、ある日突然、あるいはじわじわと「あのときのエッセンスはここに作用していたのか〜。感動〜〜っっ」という日が訪れるので、継続していくと、より深いレベルの気付きと癒しが行なわれていることが分かります。

フラワーエッセンスはメンタルケアとして使われていますが、「性格を直す」というものではありません。 
ゆっくり熟考するタイプの方が機敏に行動できるようになったり、単独行動が好きなタイプの方が急に宴会部長になったりもしません(笑)。その方がもっている本来の気質がより活かされるよう、心のバランスを調整するものです。

以前、「夫の性格をなんとかしたいので、こっそり盛ってもいいですか?」とご相談をうけたことがありましたが、たとえ夫婦であっても他人の気質に無断で立ち入ることはできないので、こういう場合は「夫をなんとかしたい」という奥様側の心理状態をケアするセッションをおすすめしています。
 ただし、治癒は必要だけれどご自身で判断できない状態にあるご家族、心のケアが必要なお子さん、ペット、弱ってる植物、波動が安定しない空間や土地などは、クライアントさんと相談してエッセンを選ぶことが可能です。

服用中のポイントは、エッセンスのメッセージを意識しながら、日々の何気ない思考クセ、行動パターン、周囲の出来事など、ちょっとした変化を見逃さないこと。
「空を見上げる余裕ができた」「お風呂に入ったらいつもより気分がよかった」「眠気、身体の痛み、かゆみなどがある」「絶妙なタイミングやシンクロニシティが起きた」など、些細な心の変化や肉体のサイン、現象を丁寧にキャッチしていくことで、やがて心の安定や自分が持っている魂の個性、ビジョンがわかってきます。

身体の不調や、自分の闇を受け止めるのがちょっとしんどい状態になることもありますが、エッセンスはその人にとって最もベストなタイミングで出ているので、過剰なパニックになることはありません。

フラワーエッセンスを作りだしたバッチ博士が願っていたのは、「誰もが持っている自分自身で自分を癒す力(自己治癒力)に気付き、高めていくこと」でした。

フラワーエッセンスのプラクティショナー(療法家)として注意すべきこととして、「決して権威になってはいけない。」とあります。大切なのは、あくまで植物とクライアントの触媒に徹すること。
この教えが私にはとてもしっくりきました。

セッションするときは「私が癒し手である」という支配の自我を持ち込まず、植物のエネルギーだけをピュアに感じて選ぶ。そうすることで、セッションを受ける側は自然界と自らがつながって、バッチ博士が唱えていた「自らを癒す」段階へ入っていきます。

切羽詰まったときは誰かにパッと答えを教えてもらって1発解決!したくなりますが、1ヶ月、2ヶ月とじっくり時間をかけて、本気で自分と向き合って、自分の光を自分で見つけ出したときの瞬間は、どんなものより愛おしく、震えるような喜びがわき上がってくるもの。

もがくこと、あがくことがあるかもしれませんが、自らの光で自分の闇を癒していく、この過程をサポートするのがフラワーエッセンスです。


  フラワーエッセンスの概要はこちらにもアップしています。
http://hccreston.jimdo.com/フラワーエッセンス/

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